パークゴルフは激しいスポーツではありません。それでも初回のあと、腰や肩が痛くなる人は少なくありません。原因は運動量ではなく、合わない構えで100回近く振っていることにあります。体を痛めずに続けるための構えと、5分でできる準備運動をまとめます。
痛くなる場所と、その原因
| 痛む場所 | 主な原因 | 直すところ |
|---|---|---|
| 腰 | 前かがみになりすぎている | クラブの長さと、膝の曲げ方 |
| 肩・首 | 腕だけで振っている | 体の回転を使う。振り幅を小さく |
| 手首 | 手首でボールをはじいている | 手首を固定して腕と体で運ぶ |
| ひざ | 傾斜地で無理な体勢を続けた | 平らな場所まで運ぶ選択をする |
| 背中 | 18ホール分のかがみ動作 | ボールを拾うときに膝を曲げる |
腰を守る構え
クラブの長さが合っていないと、必ず腰にくる
短すぎるクラブだと前かがみが深くなり、その姿勢で100回近く振ることになります。軽く膝を曲げ、背中をまっすぐにしたままヘッドが地面に着く長さ——これが体を守る条件です。レンタルなら遠慮なく交換を頼みましょう。
背中を丸めず、股関節から前傾する
背中を丸めて頭を下げるのではなく、お尻を少し後ろに引いて股関節から傾ける。この姿勢だと腰の一点に負担が集まりません。鏡の前で1度確認しておくと、感覚がつかめます。
ボールを拾う動作が、実は一番の負担
18ホールで少なくとも18回、実際には30回以上かがみます。膝を伸ばしたまま背中を丸めて拾う動作を繰り返すと、終盤で背中と腰にきます。片足を後ろに引いて膝を曲げる、あるいはクラブを支えにする。この工夫だけで、翌日の体がまったく違います。
💡 5分でできるスタート前の準備運動
① 肩回し(前後10回ずつ)——腕を大きく回して肩周りをほぐす
② 体の回転(左右10回)——クラブを肩に担いで、上半身をゆっくりひねる
③ 手首回し(各10回)——冬場は特に。固いまま振ると痛めます
④ 股関節の前後(各10回)——足を前後に振る。歩く準備になります
⑤ 小さい素振り(10回)——通路で。いきなり大きく振らないこと
ラウンド中に気をつけること
- 1ホール目から強く振らない——体が温まる3ホール目までは小さめに
- 傾斜地で無理をしない——平らな場所まで運ぶ選択はスコアにも優しい
- 9ホールで座る——立ち続けるより、座って一度リセットするほうが回復します
- 痛みが出たら中断する——「あと少し」で悪化させるのがいちばんもったいない
⚠️ 痛みが続くときは、無理をしない
翌日以降も痛みが残る、同じ場所が毎回痛む、動かすと痛む——こうした場合は自己流の対処を重ねずに、医療機関で見てもらうのが確実です。パークゴルフは長く続けられる競技なので、数週間休んでから戻っても何も失いません。
まとめ
体を痛める原因は運動量ではなく、合わない構えの繰り返しです。クラブの長さを合わせ、股関節から前傾し、ボールを拾うときは膝を曲げる。そして5分の準備運動と、最初の3ホールを小さく振ること。これだけで翌日の体が変わります。長く続けるための投資として、いちばん割のいい部分です。
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