自分が初心者だった頃のことは覚えているつもりでした。ところが友人を初めてのパークゴルフに連れて行ってみると、案内する側は案内する側で難しいことが分かりました。どこで教えるべきか、どこで黙るべきか。付き添い役をやってみた記録です。
当日の流れと、そのとき考えていたこと
| 場面 | やったこと | 振り返り |
|---|---|---|
| 待ち合わせ | 「動きやすい服と靴だけでいい」と事前に伝えた | これで十分だった。持ち物の指示は最小限が正解 |
| 受付 | 代わりに全部申し込んだ | 次回は本人にやらせるべきだった |
| 1番ホール | 打ち方を説明しようとした | 説明しすぎた。相手が構える前に情報が多すぎた |
| 3番ホール | 黙って自分の球を打つことにした | ここから相手が自分で試し始めた |
| 9番ホール | 質問されたので1つだけ答えた | これがいちばん伝わった |
| 18番ホール | 「またやりたい」と言われた | 目的達成 |
最初に説明しすぎて失敗した
1番ホールで3つ以上言ってはいけない
構え方、握り方、振り幅、狙う方向。良かれと思って全部伝えたのですが、相手の顔が固まりました。初回に覚えられるのは1つか2つです。あとから振り返ると、最初に言うべきだったのは「ボールから目を離さないで」だけでした。
代わりに先に伝えるべきは「安全」と「気楽さ」
技術より先に伝えるべき情報がありました。「打つ人の後ろで待つ」——これは安全のため必須。そして「入るまで何回打ってもいい」——これで相手の緊張がかなり抜けます。この2つを最初に、技術は聞かれてからで十分でした。
💡 いちばん効いたのは「自分が普通に打つ」こと
3番ホールから教えるのをやめて、自分の球を普通に打つようにしました。すると相手がこちらの構えを勝手に見て真似し始めたのです。言葉で説明するより、隣で普通にやっているのを見せるほうが早い。案内役の仕事は、教えることより「一緒に遊ぶこと」でした。
連れて行く側が事前にやっておくとよいこと
- 空いている日時を選ぶ——平日の午後がベスト。後ろに組がいると初回の印象が悪くなります
- 平坦なコースにする——起伏があると「疲れる遊び」になってしまいます
- 9ホールで終わる前提にしておく——足りなければ追加できる、と伝えておく
- レンタルの有無を確認——手ぶらで来られるほうが誘いやすい
- 受付で「初めての方がいます」と伝える——スタッフが案内してくれることがあります
次に案内するときはこうする
| 前回 | 次回 |
|---|---|
| 受付を代わりにやった | 本人に「1名です、レンタルで」と言わせる |
| 1番で4つ説明した | 「後ろで待つ」「何回打ってもいい」の2つだけ |
| ずっと横で見ていた | 3ホール目からは自分の球に集中する |
| スコアを数えていた | 打数は数えない。聞かれたら数える |
| 18ホール回る前提だった | 9ホールで終わってもいい、と先に伝える |
⚠️ やってしまいがちな“親切の押し売り”
・ミスのたびに原因を解説する——相手は次の一打に集中したいところです。
・「惜しい」を連発する——結果を評価され続けると疲れます。
・自分のスコアを報告する——比較の材料を渡すことになります。黙っておくのが優しさでした。
まとめ
案内役の失敗はほぼ「教えすぎ」に集約されます。最初に伝えるのは「打つ人の後ろで待つ」と「入るまで何回打ってもいい」の2つだけ。技術は聞かれてから1つだけ。3ホール目からは自分の球に集中して、隣で普通に遊んでいるのを見せる。平日の午後、平坦なコース、9ホールで終わってもいい——この条件を揃えれば、「またやりたい」にたどり着けます。
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