パークゴルフ場は、広くて平らな土地と芝さえあれば作れます。そのため全国には、役目を終えた土地を活かして生まれたコースが数多くあります。鉄道の跡、万博会場の跡、ゴルフ場の跡、学校の跡、そして処分場の跡。ぱごたびの掲載情報から、土地の記憶を受け継ぐコースを紹介します。
跡地から生まれたコース一覧
鉄道の記憶が残るコース
鉄道記念公園パークゴルフ場(北海道広尾町)
旧国鉄広尾線の終着駅の跡地を活かした鉄道記念公園内のコース。2コース18ホールで、鉄道遺構が残る市街地の中心部という珍しい立地です。線路の走っていた町の真ん中で、いまは住民がボールを転がしています。
宇品パークゴルフ(広島県広島市)
旧国鉄宇品線の跡地を活用し、平成22年11月に開設された18ホール。地元の老人クラブ連合会が整備・管理し、地域の高齢者の健康づくりの拠点になっています。一般の利用は無料と紹介されています。
万博とゴルフ場の跡
パークゴルフ万博公園(大阪府吹田市)
1970年大阪万博の跡地を活かしたコース。万博記念公園内の18ホール・パー66で、大阪府で唯一の日本パークゴルフ協会公認コースと紹介されています。かつて世界中から人が集まった場所で、いまは誰もが気軽にプレーを楽しめます。
奥卯辰山健民公園と吉岡町のコース
どちらも旧ゴルフ場を転用したコースです。金沢市の奥卯辰山健民公園は、旧ゴルフ場の地形と芝をそのまま活かした36ホール。群馬県吉岡町のコースも旧ゴルフ場を転用した36ホールで、谷川連峰・赤城山・榛名山を望む眺望が魅力です。ゴルフ場として整えられた芝と起伏が、パークゴルフで新たに生かされています。
学校と処分場の跡
楚洲あさひの丘パークゴルフ場(沖縄県国頭村)
廃校となった旧楚洲小中学校を活用した宿泊施設に併設されたコース。やんばる国立公園の東海岸沿いにあり、利用は宿泊者に限られます。子どもたちの声が響いていた場所が、いまは旅人の滞在の場になっています。
臼杵市パークゴルフ場(大分県臼杵市)
昭和58年から平成16年まで使われた不燃物埋立処分場の跡地を活用し、2024年9月に開設された市営の18ホール。クラブハウスや多目的トイレも備えています。長く人が立ち入らなかった土地が、市民が集まる場所に生まれ変わりました。
💡 なぜ跡地にパークゴルフ場が生まれるのか
・広い平地を活かしやすい——1ホール100メートル以内が原則なので、限られた広さでもコースが作れます。
・大きな建物がいらない——芝とカップがあれば成立し、整備の負担も比較的小さい。
・幅広い世代が使える——子どもから高齢者まで利用でき、地域の人が集まる場所になります。
⚠️ お出かけ前に
掲載内容は、ぱごたびに登録されているコース情報をもとにしています。利用条件や料金は変わることがあるため、お出かけ前に各コースページや施設で最新情報をご確認ください。
まとめ
鉄道の終着駅、万博会場、ゴルフ場、学校、処分場。役目を終えた土地が、パークゴルフ場として新しい人の流れを生んでいます。次にコースを訪れたら、その土地がもともと何だったのかを調べてみると、いつものラウンドが少し違って見えるかもしれません。
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