パークゴルフは安全な競技です。ただし、子どもが関わるときに限っては大人が意識していないと危ない瞬間があります。クラブは金属で、ボールは硬く、芝は見た目より滑ります。起こりうる事故と、それを防ぐ具体的な約束をまとめます。
実際に起こりやすい事故
| 事故 | 起きる状況 | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| クラブが当たる | 打つ人の前・横に立っていた | 「打つ人のうしろで待つ」を徹底 |
| 素振りで当たる | 待っている間に振り回した | 素振りは通路で、周囲を見てから |
| 打球が当たる | 前の組がまだ近くにいた | 前が離れるまで打たない |
| 転倒 | 走った、濡れた斜面を降りた | 走らない。斜面はゆっくり |
| 熱中症 | 休憩と水分が足りなかった | 3ホールごとに水分、9ホールで休憩 |
| クラブでの怪我 | 引きずって歩いた、振り上げて持った | 歩くときはヘッドを下げて持つ |
子どもと交わす7つの約束
✅ 出発前に、全員の前で伝える7つ
① 打つ人のうしろで待つ——前と横はクラブとボールの両方が届きます。いちばん大事な約束です。
② 素振りをする前に、まわりを見る——うしろに人がいないか確認してから。
③ クラブは下げて持つ——肩に担いだり振り回したりしない。歩くときはヘッドを地面の近くに。
④ 走らない——芝は凹凸があり、朝と雨のあとは滑ります。
⑤ 前の組が離れるまで打たない——「まだ近いよ」と大人が声をかけます。
⑥ ボールを探すときは、まわりに声をかけてから——探している人に打球が飛ぶ事故を防ぎます。
⑦ のどが渇いたら、すぐ言う——我慢させないことが熱中症を防ぎます。
大人がやるべきこと
約束は「コースに着く前」に伝える
駐車場か車の中で伝えます。コースに入ってからだと、子どもは早く打ちたくて聞いていません。クラブを渡す前に伝えるのがコツです。
見る子を決めておく
子どもが2人以上いるなら、大人1人につき見る子を決めます。「みんなで見る」は誰も見ていない状態になりがちです。
自分が打たない選択もある
子どもの人数が多い日は、大人が打つのをやめてサポートに徹するほうが安全です。自分のスコアを気にすると、子どもから目が離れます。
道具の面で防げること
- ジュニア用クラブを使う——長すぎるクラブは振り回しやすく、当たるリスクが上がります
- 明るい色のボール——探す時間が短いほど、探している人への打球事故が減ります
- グリップのある靴——転倒の予防としていちばん効きます
- 帽子——打球が頭に当たったときの緩衝にもなります
⚠️ もし当たってしまったら
① すぐにプレーを中止する——「大丈夫そう」でも続けないこと。
② 受付・スタッフに知らせる——救急箱があり、対応に慣れています。
③ 頭に当たった場合は特に慎重に——その場で元気でも、医療機関で見てもらうのが安全です。
④ 保護者へ必ず報告する——よその子を預かっている場合は、軽い傷でも当日伝えます。
まとめ
子どもとの安全は、7つの約束をコースに着く前に伝えることでほぼ守れます。中でも「打つ人のうしろで待つ」が最重要。大人は見る子を決めて、人数が多い日は自分が打つのをやめる選択も持つ。道具はジュニア用クラブと明るい色のボール、グリップのある靴。事故が起きたらすぐ中止して、受付に知らせてください。
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