震災からの再生とパークゴルフ場|被災した土地に生まれた、人が集うコース

東日本大震災から15年。被災した沿岸の地域では、住まいや暮らしの再建とともに、人が集い、体を動かせる場所づくりも進められてきました。その中には、パークゴルフ場として整備された場所があります。ぱごたびの掲載情報から、震災後に生まれたコースを紹介します。

震災後に整備されたコース

コース 所在地 整備の経緯(掲載情報より)
気仙沼市パークゴルフ場 宮城県気仙沼市 旧気仙沼向洋高校グラウンド跡地に整備。隣接する震災遺構・伝承館との景観の調和に配慮
パークゴルフそうさ 千葉県匝瑳市 震災で被災した旧・吉崎浜野外活動施設を転用し、2020年10月にオープン
浪江町復興海浜緑地 福島県浪江町 津波で被災した地区の防災集団移転跡地を活用。パークゴルフ場を中核施設として2026年8月29日にオープン

それぞれのコース

気仙沼市パークゴルフ場(宮城県気仙沼市)

旧気仙沼向洋高校のグラウンド跡地に整備された36ホール・パー132、全長2,000mのコース。中央に修景池を配したフラットな地形で、隣接する震災遺構・伝承館との景観の調和にも配慮されていると紹介されています。海が近く、1年を通じてプレーできる「汐風薫るパークゴルフ場」です。

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パークゴルフそうさ(千葉県匝瑳市)

九十九里浜に面した吉崎浜に立地する市営の18ホール・パー66。震災で被災した旧・吉崎浜野外活動施設を転用し、2020年10月にオープンしました。クラブとボールは大人用・子ども用とも無料で貸し出され、手ぶらで家族そろって楽しめます。

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浪江町復興海浜緑地(多目的広場)(福島県浪江町)

浪江町請戸の、津波で被災した地区の防災集団移転跡地約5ヘクタールを活用し、防災・交流・運動の機能を集約して整備された海浜緑地です。パークゴルフ場を中核施設として、2026年8月29日にオープンしたばかり。ホール数や料金などの詳細は、今後の情報をご確認ください。

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浜通りのコースも通年のプレーを支える

福島県の浜通りには、ほかにも温暖な気候を活かしたコースがあります。二ツ沼総合公園パークゴルフ場(広野町)は4コース36ホールで年間を通じてプレーでき、南相馬市パークゴルフ場は6コース54ホール、夏は海風で涼しく冬もほとんど雪が降らないため通年で楽しめると紹介されています。

💡 パークゴルフ場が地域にもたらすもの

・集まる理由——住まいが離れても、決まった曜日にコースで顔を合わせられる場所になります。

・外から人を呼ぶ——愛好者は遠方のコースへも足を運びます。訪れる人の流れが、地域に活気をもたらします。

・広い土地を活かせる——住宅を建てられない沿岸の土地でも、芝のコースとして活用できます。

⚠️ 訪れるときに

震災の記憶が残る場所に整備されたコースもあります。周辺の伝承施設などを訪ねる際は、その土地の歴史に敬意を持って過ごしていただければと思います。

営業情報は変わることがあります。お出かけ前に各コースや自治体の最新情報をご確認ください。

まとめ

気仙沼、匝瑳、浪江。震災で被災した土地が、パークゴルフ場として人の集う場所に生まれ変わっています。プレーを楽しむことが、そのまま地域を訪れ、支えることにもつながります。沿岸を旅する機会があれば、ぜひコースにも立ち寄ってみてください。

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