「来週、30名で伺いたいのですが」——こういうお電話をいただく日があります。老人会、企業の研修、学校の行事、地域のクラブ。人数がまとまると受け入れの準備がまるで変わります。1組3名が10組来る日を成立させるための舞台裏をご紹介します。
受け入れまでの準備
| 時期 | やること | 理由 |
|---|---|---|
| 受付時 | 日時・人数・レンタル本数・年齢層を確認 | 年齢層で進行の速さが読めます |
| 2週間前 | 一般のお客様との時間帯の調整を検討 | 同じ時間に重なると両方が窮屈になります |
| 1週間前 | レンタル用具の本数を確保、不足なら他所から調達 | 30本の在庫がないコースもあります |
| 3日前 | 組分け表と進行の計画を作成 | 団体側の幹事さんと共有します |
| 前日 | コース整備を前倒しで完了、掲示物を準備 | 当日の朝に作業を残さないように |
| 当日朝 | 受付を2列に、スタート表を掲示 | 30名の受付に時間をかけないため |
いちばん難しいのは「スタートのさばき方」
10組を同時に出すことはできない
1番ホールから順に出すので、5〜7分間隔で10組だと最後の組は1時間後のスタートになります。待っている時間が長すぎるため、コースが複数ある場合はAコース1番とBコース1番から同時に出すやり方を取ります。これで待ち時間が半分になります。
速い組を先に出す
経験者の組を先、初心者やご年配の組を後に。逆にすると後続が詰まり、全体が止まります。幹事さんに「経験者の多い組」を教えていただくのが、この日いちばん助かる情報です。
💡 団体の幹事さんにお願いしたいこと
① 3名ずつの組分けを事前に決めてくる——当日に決めると受付で30分止まります。
② 経験者が何人いるかを教える——組分けと進行計画に直結します。
③ レンタルが必要な人数を確定する——本数の確保に時間がかかることがあります。
④ 雨天時の判断と連絡方法を決めておく——30名への連絡は幹事さんからのほうが速いです。
一般のお客様への配慮
団体が入る日は、普段お越しの方が回れなくなる可能性があります。だから貸切にせず、時間帯を分ける運用を優先します。
| 対応 | 内容 |
|---|---|
| 時間帯の分離 | 団体は午前、一般は午後。またはその逆 |
| 掲示による告知 | 前週から「○日午前は団体利用のため混雑します」と掲示 |
| 電話での案内 | お問い合わせには正直に混雑状況をお伝えします |
| 貸切は最小限に | どうしても必要な場合のみ。事前告知を徹底します |
⚠️ 団体利用でとくに気をつける安全面
・初めての方が多い——打つ人の周囲に立たない、というご案内をスタート前に全員へ。
・組の人数が増えがち——「4人でいいよ」となりやすいのですが、3名を守っていただくと進行が安定します。
・暑さ・寒さの対策——30名の中には体調に不安のある方もいらっしゃいます。休憩時間を計画に組み込みます。
受け入れてよかったと思う瞬間
- 初めての方が多い団体で、終わったあとに数名が「また個人で来ます」と言ってくださるとき
- 幹事さんが「準備が楽だった」とおっしゃるとき。翌年も来ていただけます
- 一般のお客様から「混んでたけど気にならなかったよ」と言われるとき
- 30名が同じ時刻に帰路につく、その静けさ。無事に終わった合図です
まとめ
30名の受け入れは、組分けと進行計画がすべてです。幹事さんから「3名ずつの組分け」「経験者の人数」「レンタルの必要数」「雨天時の連絡方法」の4点をいただけると、当日の受付が10分で終わります。一般のお客様とは時間帯を分けて、貸切は最小限に。人数が多い日こそ、事前の一本のお電話が効きます。
コメント